自分の画才の無さに嘆くここ数年。
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辺りが薄闇に優しく覆われる
雲はどんよりと空の広さを隠して
街さえ色を失ったかのよう
そこに君が居る?
バスのヘッドライトが照らす真っ黒なアスファルト
遥か向こうから,そして背後へ去って行く自転車
薄暗い道を歩く疲れたスーツの人
真っ暗なところは私を不安にするよ
明るいところは君を疲れさせるよ
ここは居心地がいいよ
あそこを歩いている人の表情
信号待ちの車のライト
晴れた空は皆を照らして
雨の空が袖を濡らす
今は気持ちが良いよ
家を目指す人たち
左折してゆく車
疲れた後姿
永久に続くかと思われた,優しく明るい瞬間は
夜の闇が引き裂いていった
私はそれがとても悲しい
(デイタイムの終わるとき。曇り。)
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